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ポケモンは萎えの要素

キヌガワによるポケモンブログ

グラカイ威張神秘スイッチ

パーティ概要


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(第12回あいオフ 使用構築)

 


戦績


バトルロードグロリア2016 グロリアオンライン2: 3位

グラードン(だんがいのつるぎ かみなりパンチ ロックカット まもる)

 

第12回あいオフ(バトルロードグロリア2016東海信越大会): 3位


グラードンカイオーガf:id:kinuchang:20161021183404p:plainf:id:kinuchang:20161021183419p:plain


グラードンカイオーガの組み合わせの一番の魅力は、プレイングの幅が広がることだと思います。このルールにおいてほとんどのパーティで採用されているグラードンカイオーガのどちらにも対応でき、そのうえ相手のグラードンに対してはこちらのカイオーガや一般ポケモンの水技で圧力をかけることができます。僕の中で一番強いと思っていたポケモングラードンなのですが、その問題点であるグラードンミラーにおいて一方的に有利に立ち回ることができると考えました。他の伝説のポケモン(特にゼルネアス)とは違い、カイオーガは受け出しのできるポケモン(※詳しくは後述"パーティコンセプト")であるため行動選択肢が多く、プレイングでカバーできる部分が多い点も評価できます。グラードン+カイオーガの組み合わせで問題となってくるのが相手のゼルネアスですが、単純に鋼タイプのポケモンを採用することで解決していき、その鋼タイプのポケモンカイオーガの採用により最大限に活かせる点でもカイオーガは優秀だと言えます。

当たり前のことですがVGC2016ではポケモン1体1体のパワーが大きく、交代が容易ではないためプレイングでカバーするには限界を感じます。そこで僕が重要だと考えたことは、構築段階でできる限り不利をとらないような伝説2体の組み合わせを選ぶことです。このことを踏まえて僕の中で残った組み合わせの選択肢は、

f:id:kinuchang:20161021183404p:plainグラードンf:id:kinuchang:20161021183419p:plainカイオーガ(天候面で強い)

f:id:kinuchang:20161021183404p:plainグラードン+f:id:kinuchang:20161106020320p:plainゼルネアス(縦相性が良く、パワーの高いポケモン2体)

f:id:kinuchang:20161106020333p:plainゼルネアスf:id:kinuchang:20161106020408p:plainレックウザ(S操作なく活躍できるポケモン2体)

f:id:kinuchang:20161021183419p:plainカイオーガ+f:id:kinuchang:20161106020408p:plainレックウザ(グラードンに強め、一般枠2体で柔軟な立ち回りが可能)

の4つになりました。

結局①を選択したわけですが、②③④を選択しなかった理由としては、

グラードン+ゼルネアスf:id:kinuchang:20161021183404p:plainf:id:kinuchang:20161106020333p:plain

この組み合わせが最強だと思いずっと回してはいましたが、グラードンゼルネアスの両方を1試合で活躍させることが困難だと感じました。グラードンを活躍させるにはS操作が必要となってきますが、「ジオコントロール」したゼルネアスで暴れた後にトリックルームをする・トリックルーム終わり際にゼルネアスがジオコントロールをするみたいな理想的な動きを毎試合するのは不可能に近いと思いました。「おいかぜ」等で責めるにしても相手も同じことをしたりとうまくいかないことが多かったです。ゼルネアスは後発に置いても「ジオコントロール」できずに死ぬことも多く、初手から出していきたいポケモンではありますが、最近流行りの「レッドカード」や「ほえる」などによって動きが抑制されているのもゼルネアスを採用しなかった理由です。グラードン+ゼルネアスの構築を使うとなるとどうしてもBIG6系統の形となってしまい、問題点であるBIG6系統ミラーへの完璧な解答も思いつかなかった(僕のただの実力不足かもしれません)のも理由の一つです。グラードンゼルネアスのどちらかを出さず一般枠2体を出すという考えもありましたが、それをするくらいならグラードン+カイオーガを使って一般枠1体で解決する方が選出として強くなると思いました。

 

ゼルネアス+レックウザf:id:kinuchang:20161106020333p:plainf:id:kinuchang:20161106020408p:plain

レックウザは素早さ操作なしでも活躍でき、ゼルネアスの相方としては一番マッチしているポケモンだと思いました。しかし、ゼルネアスが絶対的なエースとして立ち回る組み合わせになるので、先ほどの理由と同じで「レッドカード」や「ほえる」のようなゼルネアス対策の進行に逆らってゼルネアスを使っていくよりもゼルネアスを使わないという案の方が丸いと思いました。メガ進化なしの一般枠で強力なアタッカーはおらず、ゼルネアスが何かしらの事故で死んだときにレックウザ1体ではカバーしきれないのがゼルネアス+レックウザの最大の問題点でした。他にも初手からグラードンカイオーガが出てくる高圧的な初手もなかなか辛く、攻撃を受ける回数が増える分だけ急所事故が発生しやすく安定して勝つのは難しいような気がしました。

 

カイオーガ+レックウザf:id:kinuchang:20161021183419p:plainf:id:kinuchang:20161106020408p:plain

 この組み合わせに関しては正直まったく考えきれてないです。パーティを考えている時点で相手のグラードンカイオーガゼルネアスイベルタル・鋼タイプなど他の組み合わせに比べてキツイ部分が多く、途中で考えることを放棄しました。カイオーガ+ゼルネアスグラードン+レックウザの組み合わせが候補に残らなかった理由も、パーティを考え始めた時点で対策するところが多かったところにあります。

 

といった理由で②③④ではなく①のグラードン+カイオーガを使うことにしました。

 

 


パーティコンセプト


グロリアオンライン2とあいオフの対戦動画ではクチートが活躍していたのでクチート構築のように見えますが、実際にはガルーラとドータクンで展開していく構築です。このルールにおいて一番厄介であるドーブルの対策として「しんぴのまもり」が非常に優秀だと考え、状態異常対策をした流れで「いばる」を味方に選択するといういばしんぴギミックを仕込んでいます。「しんぴのまもり」をするポケモンでは、ガルーラが特性「せいしんりょく」をもち、さらに「ねこだまし」による初手のサポート、特性「あやこあい」によるアタッカーとしての要素を持つ汎用性の高いポケモンだと思い採用しました。

そしてこの構築の重要な点としてはカイオーガはエースアタッカーとしての役割ではなく、補助としての役割を持っているということです。通常のグラカイ構築ではグラカイ両方がエースアタッカーとしての役割を持つことが多いですが、僕の考えるカイオーガの役割は基本的にはグラードンを倒すためだけの要素です。パーティコンセプトであるいばしんぴで強化されたグラードンを一番活かすにはグラードンミラーを制する必要があり、カイオーガグラードンのサポート役として非常に優秀だと思いました。エースアタッカーではなくサポート役として扱うことでカイオーガを多少雑に扱うこともでき、受け出し性能を持たせることができます。カイオーガは受け出しのできるポケモンと考えることで他の伝説の組み合わせではできないような柔軟な立ち回りができると考えました。

メガガルーラとは別にメガクチートを採用した理由は、クチートグラードンカイオーガドーブル以外のポケモンにはかなり刺さっているポケモンであるという考えからきました。しかしドーブル入りの構築にはガルーラで解決し、相手のカイオーガグラードンにはこちらのグラカイの組み合わせにより問題を解決しています。

ドーブル入りに刺さるガルーラグラカイとそれ以外に刺さりがちなクチートグラカイの選出パターンで基本的には全てのパターンに対応しています。


個別解説


 

f:id:kinuchang:20161021183404p:plainゲンシグラードン@べにいろのたま

だんがいのつるぎ ふんか めざめるパワー氷 まもる

 特性:おわりのだいち

 性格:ゆうかん

努力値H12 A76 B4 C252 D44 S120

実数値:177-231-181-202-116-112(S個体値30)

 

だんがいのつるぎ」は物理グラードンが使える技の中で一番強い技であると考えていて、いばしんぴの流れのなかでも理想的な選択をできていることが多いので迷いなく採用しました。
次に物理グラードンの炎技枠として威力が低い「ほのおのパンチ」を採用していましたが、「物理技から炎技枠を選ばなければいけない」という固定概念から仕方なく採用してしまっていると感じていました。更にいばしんぴの動きが決まったときに「だんがいのつるぎ」があれば「ほのおのパンチ」は不要であるとも感じていたので、この枠をいばしんぴの動きが決めることができなかったときに「だんがいのつるぎ」に代わって爆発的な火力をだせる単純に強い技に変更しようと決めました。その条件を満たしていたのが「ふんか」でした。「ふんか」の採用によって、初手から出しても物理グラードンにはない圧力を手に入れることができました。
最後に「だんがいのつるぎ」「ふんか」と相性が良く、ボーマンダレックウザに対して「じゅうりょく」「いばる」無しで打点を確保できる「めざめるパワー氷」を採用しました。

配分については、必要な条件として、
・「めざめるパワー氷」でボーマンダを倒すこと(C無補正全振り)
・「こごえるかぜ」で100族を抜くこと(S実数値112)
この2点を踏まえたうえで、Aができる限る高い方がいばしんぴの流れでも強いと考えました。AとCに下降補正をかけることができないのでSに下降補正(ゆうかん)をかけSに努力値を降る形となりました。耐久に関しては素の状態でも困ることが少なく攻撃面に振り切っても問題がなかったです。

 

f:id:kinuchang:20161021183419p:plainゲンシカイオーガ@あいいろのたま

こんげんのはどう かみなり こごえるかぜ まもる

 特性:はじまりのうみ

 性格:おくびょう

努力値H4 B252 S252

実数値:176-*-142-200-180-156

 

基本的に受けだし想定なので「しおふき」ではなく「こんげんのはどう」を採用しました。先述したようにアタッカーとしてではなくサポート役としての部分を多く持つため、メイン技が「こんげんのはどう」のみでも問題ありませんでした。「かみなり」はカイオーガミラーにおいてのダメージレースを優位に進めることができるので採用しました。

カイオーガの役割としては、

グラードンを倒すこと(天候を取る)

カイオーガ構築に初手から出すこと

が一般的ではありますが、

それに加えて

・「こごえるかぜ」で素早さ操作をする

という役割を持たせました。

れいとうビーム」と「こごえるかぜ」での大きな違いは、氷技が有効であるポケモンメガボーマンダなど)に対して、倒してしまうか倒しきれないかというところにあり、

 

「こごえるかぜ」の強みを語るには僕の文才能力が足りなかったので割愛します。

 

Sについては、この構築ではトリックルーム下では基本的にはグラードンで戦うので、トリックルームとのシナジーにこだわらずこの技構成のカイオーガを一番活かせる最速にし、残りは受け出し性能を重視してBに振り切りました。

 

f:id:kinuchang:20161021193616p:plainガルーラ@ガルーラナイト

すてみタックル しんぴのまもり ねこだまし まもる

 特性:せいしんりょく→おやこあい

 性格:ようき

努力値H4 A180 B108 D36 S180

メガ前:181-138-114-*-105-146

メガ後:181-168-134-*-125-157

 

パーティの要である「しんぴのまもり」の起動役。「ねこだまし」ができるポケモンが初手から来た場合は、「せいしんりょく」なのでメガシンカせずに「しんぴのまもり」をします。耐久面は、メガシンカしていない状態で「A177おやこあいすてみタックル」高乱数耐えとメガシンカ後に「C202晴れふんか」高乱数耐えに調整しています。Sは、トリックルーム下で相手の最速ガルーラよりも上を取るため少し下げています。

 

f:id:kinuchang:20161021193623p:plainクチートクチートナイト

じゃれつく アイアンヘッド ふいうち まもる

 特性:いかく→ちからもち

 性格:いじっぱり

努力値H148 A252 S108

メガ前:144-150-105-*-75-84

メガ後:144-172-145-*-115-84

 

ファイアローの「おいかぜ」を考慮してS84に設定しています。耐久に振るよりも攻撃面に全振りのほうが強い場面が多かったのでA全振り残りH。

 

f:id:kinuchang:20161021193629p:plainドータクン@いのちのたま

めざめるパワー水 いばる スキルスワップ トリックルーム

 特性:ふゆう

 性格:おだやか

努力値H252 B12 C56 D188(S個体値20)

実数値:174-*-138-106-176-48

 

  この構築において、いばしんぴの動きのための「いばる」、素早さ操作としての「トリックルーム」を必須技と考えて、トリックルーム状態でのグラードンの対グラカイ性能を引き上げるサポート技として「スキルスワップ」を採用しました。残り一枠は普通であれば「ジャイロボール」ですがサポートが主な役割であるドータクンにとって「ジャイロボール」は本来強い技ではなく、ゼルネアスに打点があるという理由で多くの個体に採用されてしまっていると感じていました。このことからこの枠はゼルネアスに対して他の要素で有利を取れているなら不要であると考え、グラードンミラーをより優位に立つため「めざめるパワー水」の採用に至りました。それと同時に足りない火力を補う「いのちのたま」の採用へと至りました。ドータクンの「めざめるパワー水」の採用は、相手のグラードンだけではなく時にはファイアローへの打点ともなり厄介なポケモンを早めに処理できるという利点があります。そして最大の利点は、最速カイオーガを使用するにあたってカイオーガだけでグラードンを処理するのは少し不安要素ですが、ドータクンに水技を入れることでトリル下でもグラードンへの打点を確保できることです。相手のグラードンが耐久に振っていれば倒しきれず微妙に残ってしまいますが、逆にこの後の展開を支配しやすくなります。ほぼ瀕死状態のグラードンを「まもる」や交代をして大切に立ち回ってくる相手の思考を利用して、カイオーガの「こごえるかぜ」でその後のS関係において有利を取っていくことが可能となります。グラードンを倒しさえすればこちらのグラードンクチートを最大限に活かすことができ、一方的に有利な状況を作り上げることができます。

ここで問題となってくるのが、「めざめるパワー水」のドータクングラードン構築以外に全く強くないということです。この問題は単純にドータクンを出さないという方向性で、残りの1枠(今回の構築ではファイアロー)での解決を図りました。

配分はHを全振りしDを11n、Cを雨状態の命の珠めざめるパワー水で耐久に振っていないグラードンを倒せるようにしました。

 

 

f:id:kinuchang:20161021193632p:plainファイアロー@オボンのみ

ブレイブバード おいかぜ つるぎのまい まもる

 特性:はやてのつばさ

 性格:いじっぱり

努力値H236 A252 S20

実数値:183-146-91-*-89-149

 

 対オーガレック・ゼルネレックを想定して採用しました。

オーガレックに対しては数で有利をとることが重要だと考えていたので、場持ちを重視してオボンのみを持たせました。

 


基本選出


 先発f:id:kinuchang:20161021193616p:plainf:id:kinuchang:20161021193629p:plain後発f:id:kinuchang:20161021183404p:plainf:id:kinuchang:20161021183419p:plain

ドーブル入りや刺さってる感じがあれば基本的にはこの選出をします。

それ以外にはその場で刺さってると思ったポケモンを考えて適当に出します。


 結論


 ファイアロードーブル (第4回カマルオフ:ベスト16)

この結論構築を使ったみずみ(@mizumizming)さんが、

第4回カマルオフ:ベスト8

バトルロードグロリア2016本選:ベスト8(9勝2敗)

という素晴らしい結果を残してくれました。

今まで長々と語ってきましたが、ドーブルに変更した構築の方が正直強いです。

 

ドーブルきあいのタスキ

ニードルガード

ダークホール

このゆとまれ

ねこだまし

陽気BS むらっけ

 

基本選出

①先発f:id:kinuchang:20161021193616p:plainf:id:kinuchang:20161021193629p:plain後発f:id:kinuchang:20161021183404p:plainf:id:kinuchang:20161021183419p:plain

ドーブル入り(なし)グラゼルネ・ドーブル入り(なし)グラカイ

 

②先発f:id:kinuchang:20161021193623p:plainf:id:kinuchang:20161021193629p:plain後発f:id:kinuchang:20161021183404p:plainf:id:kinuchang:20161021183419p:plain

ドーブルなしグラゼルネ・ドーブルなしグラカイ

 

③先発f:id:kinuchang:20161021183419p:plainf:id:kinuchang:20160811033129p:plain後発f:id:kinuchang:20161021183404p:plainf:id:kinuchang:20161021193623p:plain

レックオーガ・ゼルネレック

 

⑤先発f:id:kinuchang:20161021193616p:plainf:id:kinuchang:20161021183419p:plain後発f:id:kinuchang:20161021183404p:plainf:id:kinuchang:20160811033129p:plainor後発f:id:kinuchang:20161021183404p:plainf:id:kinuchang:20161021193623p:plain

 ドーブル入りレックオーガ・ドーブル入りレックゼルネ

 

 

奇形選出

先発f:id:kinuchang:20161021193616p:plainf:id:kinuchang:20161021193623p:plain後発f:id:kinuchang:20161021183404p:plainf:id:kinuchang:20161021183419p:plain

ドーブル入り構築

 

先発f:id:kinuchang:20161021193623p:plainf:id:kinuchang:20160811033129p:plain後発f:id:kinuchang:20161021183404p:plainf:id:kinuchang:20161021183419p:plain

ゼルネレック

 

先発f:id:kinuchang:20161021193623p:plainf:id:kinuchang:20161021183404p:plain後発f:id:kinuchang:20161021183419p:plainf:id:kinuchang:20161021193629p:plain

ドーブル無しゼルネレック

 

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ドーブル無しオーガレックドーブル無しゼルネレック

 


 この構築は、関東グロリア・東海信越グロリア・関西グロリアと使い続けた構築です。僕がこのルールで作り上げた一つの集大成なので最後まで真面目に書き残しておきました。

 

またVGC2017も頑張っていきたいと思います。